当プロフィール&メッセージページをご訪問いただきありがとうございます!
金融教育専門家でありながらも、私も皆さんと同じように、日々、決して思うようにはいかない子育てに奮闘するママです。
同時に、子どもの成長を見たときの喜びや充実感もまた皆さんと共感できるところです。
今日に至るまでの私のエピソード、ぜひ読み進めてみてくださいね!
プロフィール「私のエピソード: 不安が自信に変わるまで」
私は、6〜7歳のころ、母がよく口にしていた「お金がない」という言葉を真に受けて、たまに不安で寝られなかったことを覚えています。
母も、私が料理中の母のエプロンをつかんで「お母さん、お金ないの?」と不安そうに聞いていた姿を鮮明に覚えていて、大人になった私に、笑い話の中で、ふと「ごめんね」と謝ってくれたことがあります。ちょうど私がファイナンス関連の仕事を始めた頃のことでした。
私が「お金の教育」にこだわるのは、小さい時の心の傷が原動力になっていることを、何も言わなくても母はすぐにわかったのですよね。
家にお金がなかったわけではありません。
父がたくさん稼いで、たくさん贅沢な生活を送っていたから、周りから見たらお金の悩みなんか全くないような家庭に映っていたと思うんです。
でも母はお金がなかったんです。ミルク代ももらえなかったと、私が長女を産んで初めて慣れない授乳をしていているときに、ボソッと言っていました。
当時は誰にも言えなくて、大きくなってあれ欲しいこれ欲しいと言い出した子どもに言うしかなかったのかなと。
だからこそ、私は、人が抱えているお金のことは外からは見えないということも、たくさん稼いでいる人が、お金の問題を抱えていないとは限らないこともわかっているんですよね。これは、のちにファイナンシャルエデュケーション講師になったときに役立ちました。
※後の方にも書いていますが、父は私の海外への興味に対し、できることは全て金銭面でも支援してくれたので、ここに書いていることは「親自身・夫婦間の経済問題がいかに子どもに影響を与えるか」という話で、父の子育てへの不満ではありません
この⇩ブログには、私がお小遣いをもらっていたこと、子ども時代に、ただもらうだけのお小遣いが何の意味もなさないことについて書いています^^
20代になった私は、新卒で入社した会社の仕事がきっかけで、小さい頃から漠然と抱えていた経済的不安感がより顕在化していきます。
もう成人したのだから、親の家計と自分のことは別、自分の人生、まずお金のことをしっかり学びたいと強く思うようになっていきました。また、自分が学んで母を経済面でも精神面でも支えたい、とも思い始めたんですね。
だけど驚くことに、いくら勉強して経済的知識を得ても、自分の経済的習性(=お金に関する不安感)はいつまで経っても消えなかったんです。
のちに、あることがきっかけでそれを克服できて今があるのですが。。。
※克服のきっかけのことは、後述の「欧米ファイナンス教育との出会い」の欄にあります
ファイナンスの知識を深めながら、同時に自分のネガティブな経済的習性を克服することで、どんどん経済力がついていきました。お金を稼ぐ力、増やす力、守る力。増えた分を自己投資に回し、自分が成長することでさらに自信もついていったんです。
結婚する前に、自分にお金の知識と経済力がついたこともあり、
主婦になって、就労収入がなかった時期でも投資で自分の資産を増やし続け、子どもが生まれてからも、自分の意志と選択で、絵本を買ったり習い事を増やすことができるなど、経済的には自由でした。私自身、それが大きな自信となっていたし、主婦としてそれを体験したことで
「どんな人もパーソナルファイナンスを学んだ方が良い」という思いが、どんどん強まっていきました。
パーソナルファイナンスを教える仕事をしていると、出会ったクライアントの数だけストーリーがあります。
私のストーリーは、30〜40年という何とも長い年月をかけて「経済的不安感」が「経済的自立」に変わっていったというもの。
だけど、希望いっぱいの子どもたちには
もともとそんな不安は抱えなくて良い状態を作りたいんです。子どもたちが自分で舵をとって歩んでいけるための知識と力をつけられるように、できる限りのサポートをしたいと思っています。
不安感を煽ってしまうような社会や教育の姿が存在するのは否めません。でもそんなのに負けず、拡大思考で、自信を持って「不確実な未来を力強く歩む力」を身につけてほしい。
だから、『子どものお金の教育』それも拡大思考の『欧米式の子どものお金の教育』にこだわっています。
プロフィール
あきこ (英語でAkikoでも)
在米の日系企業に駐在している夫&米現地校に通う娘2人との4人家族
2012年〜現在 米国在住
就職氷河期を突っ走ってきた、慎重派で行動派な40代半ば
程よく都会で自然豊かな場所、カフェ、太陽輝く青い空、ビール、ワイン、タパス、美術館、本屋、イタリア料理、タイ料理、韓国料理(とにかく辛いものやおつまみ系が好物)、子どもとの絵本の時間&空間などが好き。
基本はのんびり気質。ちょっとしたことで幸せを感じるタイプ。
CreateBright Education LLC代表。米国NFEC認定 Certified Financial Education Instructor™ (米国ファイナンシャルエデュケーション講師)
海外との接点
中学生と大学生のときに、実家が、ドイツの高校生(中学時代)とアメリカの大学に通うカナダ人(大学時代)のホストファミリーになったことが、海外との最初の接点。
英語が話せたら十億人とコミュニケーションが取れるってことなの?と単純に感動したのを覚えています。楽しい体験&イメージ、感動からスタートできたことは幸運でした!
10代後半で3ヵ月語学留学、20代で海外勤務、30代で単身海外移住を経験。
結婚を機に夫の仕事の都合でアメリカに移住、海外生活はトータル約20年になります!
大学で、オーストラリア人教授のゼミに所属しながら、国際文化論・異文化コミュニケーション論を専攻したことで海外への興味がどんどん増していき、海外短期留学を決意!
大学1回生のときに、地球の歩き方「イギリス留学」で本がボロボロになるまで精査して決めた語学学校に、ある日突然、誰にも相談せず、FAXで入学願書を送りました。
あっさり入学許可が届き、晴れてイギリス語学留学が決定!
事後報告を受けた親は、空いた口が塞がらないといった表情で「お金はどうするの?」と。
そんな感じで、3ヵ月間の語学留学&ホームステイのためイギリスに出発しました。
アルバイト代で足りない分は、親がどうにか工面してくれて、後でアルバイト代で返すという、何とも計画性のない行動だった記憶があります^^;
新卒で入社した最初の会社で海外転勤
大学を卒業後、日本で子ども英語教育関連の仕事に就きしばらく働いたあと、社内の転勤で3年超の海外勤務を経験。
海外での学校運営の経験、企業の会計を担った経験が、のちにパーソナルファイナンス教育の道へ方向転換するきっかけとなりました。
社会人はじめの頃に顕在化した『経済的不安感』のこと
先ほど上にも書いたとおり、転勤により海外の語学学校運営に携わることになった私は、日々の仕事において、学校収支の責任が重くのしかかる中、
自分の根底にあった、漠然とした、個人的なお金の不安が顕在化していったんです。
将来もし急に働けなくなったらどうするんだろう?
将来、やりたいことがあってもお金がなかったら諦めないといけない?
投資をしてみたいけど、減るかもしれないから怖い。
でも同時に、学校運営の仕事で損益計算書を作成しながら、これを家計管理に当てはめれば個人的な資産の管理もうまくできるようになるんじゃないかという、ちょっとした自信も芽生え…
「きちんとしたお金の知識を身につけたい」と強く感じるように。
これがのちに、パーソナルファイナンスを教えることになった『動機』であり最初のきっかけでした!
そして、7年働いた会社を退職し、ファイナンシャルリテラシーを高めてから次の仕事を見つけようと思い、海外に移住することを決意しました!
海外でファイナンシャルリテラシーを身につけたいと考えた理由は、当時の仕事だった運営管理業務・会計が英語だったこと。「金融は英語から入った」というのが一番大きな理由です。
それに加えて、父が日本の銀行員だったので、何となく自分は違うエリアで活躍したいと思ったのですよね^^
ファイナンシャルエデュケーション講師になった経緯
欧米ファイナンス教育との出会い
大きな転機は、移住先で、ファイナンスの教育&投資プラン・商品の提供と、NLP(神経言語プログラミング)コーチングを事業の2本柱とするカナダ人経営の会社に出会ったこと。
フルコミッション制 (月給制ではなく、収入の100%が仕事の成果)という働き方で4年間、 英米のファイナンスの実務を経験しました。欧米人に囲まれながら職務をこなす中で、私自身の国際ファイナンシャルリテラシーとNLPの基礎知識がどんどん高まっていきました。
冒頭に書いた、子どもの頃からのネガティブな経済的習性(お金に関する不安感)を克服できたのは、仕事の一環として、全米NLP協会認定のコーチだったカナダ人社長からNLPをじっくり学んだことによります。
※NLP(神経言語プログラミング)ー世界の有名なリーダーたちがマスターしていることで有名
経済的に自立するには、お金に関するマインドセットが重要で、お金の知識と活用能力=ファイナンシャルリテラシーは、正しいマインドセット抜きにしては高められないこともそこで、実体験として学びました。
成長期
クライアントの経済的ニーズに合わせたプランの提供、金融商品販売と継続ケア、セミナー等の教育機会の提供という仕事が、出会う人や出会う層を変えていき、欧米の様々な金融機関とのやり取りや富裕層の接客を通して視野が広がり、私自身の経済力がついていったのもこの頃。
自身の経済力とお金の活用能力がついたことで、投資からの収入で、自己成長に必要なものに再投資 (学費など)できるようになっていきました。
金融知識がつけばつくほど、自信と自活力がどんどんついていくというのを実体験として学ぶと同時に、ある「後悔」も浮き彫りに…
もう戻れないという後悔の念
これは私自身にも言えることですが、多くのクライアントが抱く気持ち、それが
「もっと早くからファイナンシャルリテラシーを養っていれば… 」という後悔の念です。
もっと若いうちからもっと早い段階で、正しいお金の知識やスキル、判断力があったら、無理なく時間を味方につけて、より豊富な選択肢を持って人生を歩んだだろう…
今日より若い自分をなんて無駄にしてきてしまったんだろうと…
30代から60代のクライアントが、必ずと言っても過言ではないほど感じることがこれなんですね。
私自身もです。私も幼少期から家庭や学校でお金の教育を受けたかったです。
早期からのお金の教育の重要性を痛感
一方で、仕事上、小さい頃から家庭でお金の教育を受けてきた欧米人と出会う機会もあり
自分や家族の人生を満たすだけではなく、余分なお金を社会貢献や若い世代への投資にまわしたりできる選択肢を持っている人々の存在も知りました。
そして、『早期からのお金の教育の重要性』と『お金のことをオープンに積極的に学ぶことの重要性』を強く認識するようになっていきました。
アメリカでファイナンシャルエデュケーション講師になる
結婚後、夫の仕事の赴任に帯同し渡米。 アメリカでは、2人の子育てかたわら、大学の米国CFP®資格プログラムを修了、州の金融ライセンスの1つを取得。
その後、米国パーソナルファイナンス教育法を学び、全米ファイナンシャルエデュケーターズカウンシル認定のファイナンシャルエデュケーション講師となりました。
国際パーソナルファイナンスが専門
先ほども書いたように、私の父は元銀行員です。子どもの頃、親戚の大人のほとんどが金融関係、教育関係という環境で育ちました。
だからこそ私は、『金融関連の職業・職種』と『パーソナルファイナンス (個人資産の管理能力)におけるファイナンシャルリテラシー』には、強い相関性がないことを知っています。
金融関係者とファイナンシャルリテラシー
会計士・税理士などの専門職、銀行員・証券会社等の金融機関で働く人たちなどが、それぞれの専門分野の知識を持ってプロフェッショナルに仕事をしていたとしても、それが高いパーソナルファイナンスの知識や活用能力・高いファイナンスシャルリテラシーに、必ずしも直結するとは限りません。
現に、私のクライアントの中には、パーソナルファイナンスの知識を身につけたい会計士さんや税理士さんがいらっしゃいます。ご本人のお仕事の専門知識が豊富で専門分野においてプロフェッショナルな方々です。
また、経済学・経営学を学んだ人が、パーソナルファイナンスに長けているとも限りません。
このように、パーソナルファイナンスは、金融業の中でも最も個人の人生に直接関係がある分野にも関わらず、多くの金融関係者でも後回しにしがちな分野であることを、仕事を通して感じています。
パーソナルファイナンスを教える大きなモチベーション
経済学・経営学を学んだ人も学んでいない人も
金融関連の仕事に就いている人も関係のない仕事をしている人も
パーソナルファイナンスの知識や活用能力は、生活している全ての個人に必要なもの。
一部の個人や、一部の子どものものではなく、生活している全ての人 (子ども) の人生に直結するものなんです。
個人の生活に最も直結しているからこそ、実は、誰もが学んだことをすぐに生活の中で活用しやすいというメリットもあるんですね。
私の場合は、経済学ではなく、パーソナルファイナンスの知識をつけたことによって、自分で自分の道が開けるようになっていきました。漠然とした不安をなくすのも、未開の道を切り開き不確実な将来を確実にしていくのも、多くはお金の知識と活用能力が解決することを身を持って知った、でも知れば知るほど、「もっと早く、できれば成人する前に知りたかった!」というのが、私が、子どものお金の教育にこだわる大きな理由の1つでもあります。
子どものお金の教育活動スタート
以前から、子どものお金の教育の重要性を感じていたことに加えて
アメリカ生まれ&現地小学校に通う娘の、学校での金融教育の様子や、周りのアメリカ人家庭の金融教育を身近に見て、さらに知識と経験を深めたことも大きく影響し
FLEP7 フレップセブン (Financial Literacy Education Program 7 Steps ー欧米式お金の教育 X 国際教育 7ステップ) の考案、教材作りに至りました。
FLEP7プログラムを主なサービスとして、親子のファイナンシャルリテラシー向上のサポートをしています。
メッセージ
私たち親世代・祖父母世代に比べ、国や社会が『守ってくれる仕組み』がどんどん減っている今、
変化の未来社会を生きる子どもたちは
情報やアドバイスではなく、変化に合わせて自分で考え、正しく判断し行動するための『力』
を必要としています。
そのためにまずは、身近な大人(親) が知識をつけ、自信を持って子どもたちの成長をサポートできる状態にしたい。だから、大人が学べる場を提供したい。こういった思いに至りました。
私は講師として、幅広い年齢層のさまざまな立場の個人とパーソナルファイナンスを話題にする中で
小さい頃からのお金の知識や考え方が、大人になってからの経済的習性にいかに影響するかを目の当たりにしてきました。
自分自身の経験もあります。
そして、日本でお金のことがタブー視される空気、きちんとしたお金の教育がなされない状況が、若い世代の経済的不自由や苦悩の一因にもなっていることにも大きな危機感を感じてきました。
私の活動の究極の目的は、お金の知識&活用能力(ファイナンシャルリテラシー) の有無の差によって生じる格差社会の改善です。
アメリカ国内の格差だけでなく、国際社会における格差、つまり日本が置いてきぼりになるのを見過ごせない!ということなんですね。
お金の知識は、『生きるための活動=生活』に必要な知識
私たち親世代は、学校でお金のことを学んでいないし、自分の親からもお金のことを学んでいなければ、言わば、知識がなくて当たり前かもしれません。
それでも、これまではギリギリ何とかやってこられた時代だったかもしれませんよね。
メッセージの冒頭でも述べたとおり、今は私たち親世代・祖父母世代に比べ、国や社会が『守ってくれる仕組み』がどんどん減っている不安定な時代です。
子どもたちの一番の味方は『時間』
ファイナンシャルリテラシーは、毎日の生活に一生涯必要なもので、小さい頃に身につけていれば、時間を味方につけて、有効に活用できる可能性が格段に上がります。子どもたちはその可能性を持っています。
『お金の教育は、家庭が鍵』
何歳の子どもにも、それぞれ「今」家庭の中でできることがたくさんあります。しかも、それは誰か特別な親じゃなくて、知っていれば誰にでも取り入れられることです。
子どもたちはあっという間に大きくなり、自分一人の手でお金と関わっていく年齢になってしまいますね。
子どもへの適切なお金の教育は、オプションではなく必須事項だと思っています。
お金の教育と国際教育を通して、子どもたちの自信・自活力・自立力・主体性の育成を助けること
そして、FLEP7プログラムを利用した大人と子どもすべての人が、お金に関する正しい知識や態度、判断力を養い、幸せで豊かな人生を送ること
これらを目標に掲げて、活動を続けていきたいと思っています。
2023年3月 講師 あきこ
活動理念
子どもたちが尊重される社会、子どもたちが安心して幸せに暮らせる社会づくりを目指す
活動目的
ファイナンシャルリテラシー格差が生む『貧富の差』をなくすことに貢献する
略歴
大学を卒業後、日本を含む3カ国にて英語教育/米英金融リテラシー教育の仕事を経験したのち、結婚を機にアメリカに移住。ファイナンシャルリテラシー教育法を学ぶため米大学や教育機関にて勉強を続け『欧米式お金の教育X国際教育7ステップ』を独自に考案。親目線かつ専門的に体系化したeラーニング教材や個別講座を通して、日本国内外の日本ルーツの子どもたちの自活力・自立力・主体性の育成と、未来を見据えたお金の教育&国際教育を実践したい保護者をサポートしている。
CreateBright Education LLC(合同会社クリエイトブライトエデュケーション)代表
米国NFEC 認定ファイナンシャルエデュケーション講師
(Certified Financial Education Instructor™)
米国CFP®資格プログラム修了
州認定 保険販売ライセンス保持
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